(1)高度な品質管理が要求されます
文教施設の補強工事で、もっとも一般的な"RC耐力壁による補強"は撤去作業が多く、生徒の安全に配慮した仮設計画に苦慮致します。また、アンカー・配筋・型枠・コンクリートの打設・グラウトなど多岐にわたり、狭あいな作業環境での施工は、高度な技術を要します。
鉄骨ブレースや鉄板巻は、製品の制度が要求され、躯体との取合い等に、高い品質管理力が要求されるものです。多くの経験と知識を有する当協会会員企業は、完成度の高い施工を実施致します。
(2)作業エリアの区画
耐震工事は、事業用ビルであれば通常業務と工事エリア(学校施設では児童・生徒の動線と工事エリア)を巧みに区画し作業する必要があります。振動や騒音、安全監理から設備上の切り替えなど仮設計画にも大変なエネルギーを必要とします。発注者・利用者・施工業者との相互理解と協力体制で、完成させる事が重要です。施工技術のみならず、安全作業の環境作りが、大切な要素といえます。
この様に、居抜工事=建物をお使い頂きながらの改修工事は、数多くの経験から、ノウハウを蓄積してきました。業務をストップすることが出来ないから、耐震工事に踏み切れないでいる方に、我々は適切なアドバイス・ご提案を提供出来る自信がございます。施工のみならず、耐震診断から補強計画まで、お問い合わせをお待ちしております。
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