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耐震診断と補強工事
平成7年におこった阪神淡路大震災は、
建物の強さの重要性を、改めて認識する機会となりました。
貴方の大切な建物は大丈夫ですか?
 耐震診断とは?
 建築物が、地震に対してどの程度被害を受けにくいかといった地震に対する『強さ』を調べる事が『耐震診断』です。地震に対する強さを『耐震性』といい、『耐震診断』では『耐震性』の度合いを調べることが目的となります。
『耐震診断』は、耐震補強を的確に行う為の重要手順と言えます。
簡単に結果のわかる、「簡易自己診断」はこちら
 耐震改修設計とは?
 『耐震診断』で補強の必要性が生じたときに、どのように改修するかを計画・設計することを、『耐震改修設計』といいます。『耐震改修設計』では、工法等が検討され補強工事の方向性が決定されます。
 耐震補強工事とは?
 『耐震改修設計』で決定した補強方法を実際に施工することです。
耐震補強には多くの工法があります。

鉄筋コンクリート造では概ね、
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RC耐力壁による補強
鉄骨ブレース(筋かい)設置による補強
袖壁増設による補強
柱の鉄板巻きによる補強
柱の炭素線巻きによる補強
その他 に分類されます。

木造住宅では
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壁補強(筋交増設等)
基礎補強
床補強
金物による基礎と柱の接続補強
等があります。
 耐震補強工事実績に学ぶ多くのノウハウ
 平成7年1月に起こった阪神淡路大震災(平成7年兵庫県南部地震)において,学校等の文教施設が避難所として使用され、非難活動の拠点として重要な役割を果たしました。
  (旧)文部省は"地震防災5ヵ年計画"を、立ち上げ、各地方自治体は、文教施設の耐震化に乗り出しました。我々協会も多くの会員が高い技術の提供をもって、多くの耐震工事を、完成させて参りました。
 特に、地元大田区発注の耐震工事の施工は平成8年から実施され、102件、延べ75校の工事が実施され、当協会員が多くの施工にたずさわりました。
その他に、公共施設建物や構造物、民間ビルや家屋等、当協会は、多くの施工実績を持った、技術集団と言えます。
(1)高度な品質管理が要求されます
  文教施設の補強工事で、もっとも一般的な"RC耐力壁による補強"は撤去作業が多く、生徒の安全に配慮した仮設計画に苦慮致します。また、アンカー・配筋・型枠・コンクリートの打設・グラウトなど多岐にわたり、狭あいな作業環境での施工は、高度な技術を要します。
鉄骨ブレースや鉄板巻は、製品の制度が要求され、躯体との取合い等に、高い品質管理力が要求されるものです。多くの経験と知識を有する当協会会員企業は、完成度の高い施工を実施致します。

(2)作業エリアの区画
 耐震工事は、事業用ビルであれば通常業務と工事エリア(学校施設では児童・生徒の動線と工事エリア)を巧みに区画し作業する必要があります。振動や騒音、安全監理から設備上の切り替えなど仮設計画にも大変なエネルギーを必要とします。発注者・利用者・施工業者との相互理解と協力体制で、完成させる事が重要です。施工技術のみならず、安全作業の環境作りが、大切な要素といえます。

 この様に、居抜工事=建物をお使い頂きながらの改修工事は、数多くの経験から、ノウハウを蓄積してきました。業務をストップすることが出来ないから、耐震工事に踏み切れないでいる方に、我々は適切なアドバイス・ご提案を提供出来る自信がございます。施工のみならず、耐震診断から補強計画まで、お問い合わせをお待ちしております。

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