桜坂橋は、架設後約４５年（昭和３７年架設）を経過し、老朽化と共に現行基準との相違も生じたため、耐震補強工事を行いました。
工事は、地元住民の方々・自治会他のご協力によりスムーズに行うことができ、無事渡り初めを終えることが出来ました。
工事を行っていろいろな方とお話する機会があり、桜橋について地元の方々の思い入れの深さを感じました。このような橋の工事を行うことが出来、とても光栄でした。

老朽化した区営住宅の建て替え第一期事業として、旧勤労福祉会館跡地の施工をさせて頂きました。
施工金額以外は非常に恵まれた現場で、近隣・関係者の方々、地勢・環境、又、余裕たっぷりありすぎる工期に恵まれ、無事竣工に至り、居住者の方々へ安全且つ安心できる住環境を提供できたと満足しております。

コンクリート打設についてはポンプ車設置のスペースが狭く、ポンプ車は2.0ｔ車とのことでしたがコンクリートの品質を考え3.5t 車を選定しました。それでも基礎コンクリート打設には夜10 時近くまでかかり近隣住民に迷惑を掛けてしまいました。それ以降は監理者の指導もあり順調に計画時間内にコンクリートの打設を行うことが出来当初の計画が満たされました。